マテリアリティの特定

マテリアリティ特定の目的

フジシールグループ(FSG)は、人にやさしいパッケージの開発を通して、社会と消費者に豊かさ・幸せ・喜び・安心を届ける会社であり、これからもそうあり続けたいと願っています。また同時に、平時・有事にかかわらず、社会になくてはならない製品のパッケージ供給責任を担っています。  
パッケージでESG課題を解決し、ステークホルダーに必要とされる会社であり続けるために、まずは、商品の安心・ 安全。そして資源のリサイクル、廃棄物削減を中心とした環境問題に加え、労働安全、ダイバーシティなど、企業が活動する上において必要とされる多くの社会課題に、日々取り組んでいます。  
私たちは、パッケージ業界のリーディングカンパニーとして、社会への影響力の大きなもの、迅速に対応すべきものを見極めて、自社で取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を特定しました。

マテリアリティの特定プロセス

まず、マテリアリティを特定するにあたり、広く知られる国際ガイドラインを参照し、課題を幅広く挙げていきました。それらの課題を各ステークホルダーと関わりの深い事業部門と、グループ全体を俯瞰して見ているコーポレート部門のメンバーにて検討を行い、その結果を「ステークホルダーにとっての重要度」「フジシールグループにとっての重要度」というマトリックスにはめていき、課題の優先順位を探りました。
重要度の判断に客観的な視点を入れるため、社外取締役4名からの意見も入れた上で、最終的に9つのマテリアリティを選び、取締役会において承認されました。今後はこれらのマテリアリティを次期中期経営計画にも組み入れ、具体的な数値目標を定めた上で、グループを挙げて課題解決に取り組んでいきます。

Step1重要項目のリストアップ
GRIを基に重要な項目を追加、リストを作成。事務局で検討し、精査・追加の上28項目を候補に
Step2重要項目の絞り込み
28項目について執行役を交え、また外部評価機関の重視するものも参照しそこから9項目に
Step3妥当性評価
9項目について社外役員に外部視点から評価をもらう
Step4見直し
マテリアリティは毎年見直しを掛けていく

決定した9つのマテリアリティ

人に優しいパッケージの開発
対象ステークホルダー:従業員/取引先/株主/社会/お客さま

FSGはパッケージを通して社会に価値を提供し、必要とされ続ける会社でありたいと願っています。
私たち従業員一人ひとりが、人に優しいパッケージを開発しお客さまに提供することで、社会への貢献を実感することができ、そして誇りを持って開発し生産を続けていることが重要だと考えています。

環境配慮型製品の開発
対象ステークホルダー:従業員/取引先/株主/社会/お客さま

FSGは環境側面を考慮した商品とものづくりが人類共通の重要課題であると認識しています。
そのために環境配慮型製品を開発し、事業活動を通じてFSGだけではなくお客さまをも含めた環境に対する目標の達成を実現していきます。

持続的な成長
対象ステークホルダー:従業員/取引先/株主/社会/お客さま

FSGは価値観を共有する従業員の成長こそが、企業の持続的な成長の根源であると考えています。そのために、先進技術を積極的に導入するなどして、安全で健康な生活を保障できる仕事の仕組みと職場環境の整備・向上を実現します。また従業員が公正・公平な評価制度の下で成長できる機会を捉えて能力を発揮し続けられるようにしています。取引先様、お客さまにとってともに成長し続けるパートナーであり続けたいとの強い思いがあるからです。

開発製品のスピード立上げ
対象ステークホルダー:従業員/取引先/株主/社会/お客さま

FSGの強みは包材とそれを使う機械を一緒に開発できることにあります。
強みを支えるスキルの源泉は、多様な技術の組み合わせでお客さまの要望を形にする力、その評価検証能力であり、これらの強みを発揮することで、短期間で開発品の立上げを実現・実行できます。

次世代事業の創出
対象ステークホルダー:従業員/取引先/株主/社会/お客さま

FSGは世界に先駆けて「20μmの包材」や「バイオマスフィルム」を実用化するなど、容器の変化や流通の変化に応じ日々、新たなパッケージを創造し、常にパッケージ市場の進化に挑戦し続けています。技術の進化とともに、私たちの強みを生かした次世代事業の創出は不可欠です。

公正・透明な取引
対象ステークホルダー:取引先/お客さま

FSGは取引先様とお客さまに安心してお取引いただけることを大切にしています。価格だけではなく品質管理体制や品質保証システム、経験・能力や実績に加えて社会面など総合的に選定を行い、公正で透明性のある取引の実現が重要だと考えています。

情報セキュリティ対策の推進
対象ステークホルダー:従業員/取引先/お客さま

FSGはお客さまからお預りした情報、取引先様の情報、社員の個人情報を守り、適切に管理しています。またサイバー攻撃による事業継続へのリスク排除などが重要であると考えています。

ステークホルダーとのオープンな対話
対象ステークホルダー:従業員/取引先/株主/社会/お客さま

FSGはこれまでの財務情報に加えて、非財務情報を公開するなど、ステークホルダーとのエンゲージメントを増やすことを推進しています。特にお互いの期待値を明確化し、対話により互いの信頼関係を深め、期待に応えることによって、お役立ちを実感することに意義を感じることが重要と考えています。

安定供給(BCPを含む)
対象ステークホルダー:取引先/お客さま/社会

FSGは飲料、HPC(ホーム・パーソナルケア)、医療などエッセンシャルビジネスと位置付けられている事業を展開しています。社会生活になくてはならない製品のため、平時・有事にかかわらず安定供給を行うことを社会的責任と考えています。