Deep IS® (ディープ・アイズ®) (個体識別技術)
画像識別技術を用いて、商品価値やブランドを守るための偽造防止やトレサビリティを目的とした『個体識別技術 Deep IS®』をスイスのスタートアップ企業のDynamicElement社と共同開発しました。『Deep IS®』は、自然発生的に発現する印刷のわずかなゆらぎを利用したセキュリティシステムです。
Deep IS 紹介動画
特徴
偽造防止技術
Deep IS®を活用する事で、お客様の既存デザインを「画像Xアルゴリズム」により個体識別致します。
これにより第三者は個体識別部分の再現が不可能となるので、完璧な偽物を作る事が出来ない技術です。
Deep IS®システム
ステルス個体識別 x スマートフォン認証現行パッケージ活用
今までの技術と異なり、特殊加工(QRコードやRFID)や特殊材料を使用せず運用が可能です。
デジタル指紋
印刷時に自然的に発生する印刷ムラを、アルゴリズムにて個体識別を行う事で、デザイン画像を使ったステルス個体識別を実現。
スマートフォン認証
当社開発のアプリをスマートフォン ※ にインストールすることで個体識別認証が可能になります。
※スマートフォンは一部指定機種となります
不正転売防止技術
Deep IS®(ステルス個体識別)にお客様の個体情報をデータリンクさせる事で、第三者に気付かれないトレーサビリティを実現します。
Deep IS®コネクトシステム
ステルス個体識別 x トレーサビリティ- 出荷時の登録作業
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個体情報を QRとして出力
個体情報をQRからマイクロスコープで読み取る
お客様ロゴを個体識別
撮像+登録個体識別画像をまとめてクラウドへアップロード
デリバリー
- トレーサビリティ作業
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トレーサビリティコードをカッター等で削りECサイトにて不正販売
不正にECサイトで販売されている製品を購入
お客様にステルスデザインをマイクロスコープで個体識別を行う
個体識別番号と紐づく個体情報を確認
不正流通ルートの特定が可能になります
画像識別技術について
- 技術
- 印刷デザインの一部を撮像し、登録画像と認証画像をアルゴリズムで個体識別します。
人の目では区別する事のできない、自然発生した印刷の特徴を識別する事で個体識別を行います。
- 特徴
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- (1) 小さな認証エリア 必要認証エリアは1CM角以下です。
- (2) 汚れや傷にも強い 照合に必要な識別情報は一部の情報で可能なため耐久性に優れています。
- (3) 任意のデザイン ※ 従来のデザインをそのまま使用することができます。
- (4) 判別不能な識別子 第三者からはセキュリティ識別子を判別することはできません。
※ 撮像エリア内に十分に印刷面積がある事やホログラムや蒸着等で反射しない事等の一部制約、事前検証等は必要になります。
採用事例
Deep IS®システム採用例
一般社団法人日本MA-T工業会
「一般社団法人 日本MA-T工業会」は、日本生まれの革新的な酸化制御技術「MA-T」を様々な分野に展開させる為に誕生した工業会です。
その認証商品に与えられる登録マークをそのまま活用し、将来のため造品リスクに対しスマートフォンで対策する目的の社会実証実験に採用されました。
Deep IS®コネクトシステム採用例
ドクターリセラ株式会社
巧妙化するネットの不正転売の対策のため、化粧品の品質を担保することを目的に、個体識別を用いた不正転売対策を開始いたしました。
この取り組みは、今後いくつかの製品で試験的に実施し、様々な製品に展開していきます。
お問い合わせ
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